学生読書日誌

ハッピーヘブンのふきだまり

主に読書感想文をかきます

読書について

THE・凪

直近の更新が晩夏くらいで少しビビった。
最近は、仕事やITの勉強以外の時間では、何も考えずにラジオやバラエティ番組を視聴している。
本もほとんど読んでいないし、特に書きたいことが思い浮かぶわけでもないのでブログの更新も滞る。
なんでかなと軽く内省してみたところ、この半年、スマホSNSから意識的に距離を置いてみたことが影響している気がする。

別に、「昨今の世相に辟易しちまったぜ」みたいなそんな繊細でカッコいい感じではなくて、リモートワークでついついスマホを手に取ってしまって集中力が保てないのを解決したかった。
そうすると、友達や知り合いの近況、ネット上のトレンドなど、ミクロな世情に必然的に疎くなる。
ここからが予想外だったのだが、外向きのアンテナを絞ったことで、情報そのものへの欲求みたいなものがガックリ衰えた気がする。

社会への砦としての趣味:読書

自分でも未だに仕組みが分からない。因果は不明だが相関が認められるというやつ。
なのでテキトーなことしか書けないが、特に読書に絞るなら、それは社会/外界/他者と自分のギャップをチューニングする手段だったというのが、一番しっくりくる言葉選びに感じる。
もちろん、単に娯楽として楽しんでいたし、読書量を重ねることで自分の教養的箔付けみたいなことも狙っていたと思う。
ただ一番はやっぱり、社会との接点という位置づけが大半を占めていたのではなかろうか。
実際、社会の中で他人と関わることを前提としなかった場合、ただ楽しむためだけにイチから本を読み始められる気がしないし、当然箔付けなんて概念も必要なくなるはずだ。
社会人生活3年目&コロナ禍&SNS断ちによって、人との交流が減少&固定されるにつれて本を読む時間が減った、というところからも、これは妥当な推測だと思う。


とりあえず、久々に数百字費やして分かったのが、読み書きはサボると露骨に能力が下がるということでした。
別に、本を読まない自分が嫌、とかは一切ないのがひとまず幸いなところ。