学生読書日誌

ハッピーヘブンのふきだまり

主に読書感想文をかきます

最近感じること

Nothing to Read

コミュニケーションのチャンネルが、業務連絡、弟への家事の指示、週末のZoomくらいに狭まってきている。

全国的に人の往来が復活しない限りはこんな状態がしばらく続きそうだ。

最近の内心をどこかで発散しておかないと、すっかり貴重になった友達との機会でも、需要の薄いお気持ち表明で時間を使ってしまいそうな気がする。というか、その前科がある(笑)

すべてを内々で処理して、TPOに応じて話題を切り替えられるほどの器の大きさには未だ到達できていない。

そういうわけで、テキトーに文章を書き連ねて発散しようと思う。

(見てくれる人の層はほぼ変わらないはずなのに、同じことを書き殴るならTwitterよりブログの方がマシな気がするのはなんでだろう?)

転属しました

名ばかりプログラマとして現職に就いて1.5年くらいたってしまった。

といっても、配属されてからこの6月までは、便利屋タスク4割/サボりながら個人的勉強を6割という感じだった。

明確にプロダクト開発にかかわる役割が与えられたのは今月からなので、「今月からソフトウェアエンジニアになりました!」みたいにうそぶいても許されそうな気がする。

実務未経験0か月の割にはデキる方じゃね? という自己暗示によって、勉強量の至らなさを正当化できたりしないだろうか(笑)

実際、職務経歴書を書きたくなったときに、入社して2年間をどういう風に表現したら売れる人材っぽくなるだろうか?というのはたまに悩む。

最初の上司がこの人で良かった!といえるくらいには恵まれた環境においてもらっていたけど、俺が快適に2年間を過ごせた事実は、必ずしも将来の数年を快適に過ごせるか否かにはつながらないのが悲しいところだ。

まあ、そういう薄い悩みを考えなくていいくらいには断続的にタスクが降ってくる環境に移ったので、目の前のことを粛々とこなしていけば、食いっぱぐれることは自然となくなると信じてやっていきたい。

 

そんなノリで新チームの仕事を進めていましたが、この間朝礼に寝坊しました

ここに懺悔します。

ZORNの曲が良い

大学3年生くらいにフリースタイルダンジョンを見て以降、そこそこの浅瀬でHIPHOPを聞くようになった。

ケンドリックラマーとエミネムみたいな、何を言っているか分からなくてもなんかすげぇみたいなラッパーを除けば、ほとんど日本語ラップだ。

リズムを掴みやすくてわかりやすい節回しの上に、「そんな歌詞出てくる?」という驚きというか、言葉遊び要素が趣味に合っていたんだと思う。

MCバトルでラップしているR-指定なんかはそのセンの極致というか到達点のような感じなので、知らない人がいれば、無数に転がっている動画をちょっと見てみてほしい。

そういう音に乗れる言葉遊びのところで、最近好きなのがZORNというラッパー。

「わざわざ格下を見ないでしょ 俺が葛飾のリヴァイ兵長」(『百千万』)とか「表参道のオープンカフェよりも 嫁さんとの醤油ラーメン」(『Have a Good Time』)とか、音韻はぴったり一致しているのに、落とし方のワードセンスが独特すぎて、一種の曲芸感があってすごくいい。

めちゃめちゃ押韻がすごいのに意味の距離感が遠すぎて笑っちゃう、みたいな言葉遊びも魅力的なラッパーだけど、至極まっとうな名曲もいくつも出している人なので、良かったら聴いてみてほしい。

『My life』なんかは、星野源の『恋』の「意味なんかないさ 暮らしがあるだけ」的な透徹した生活感を通して歌っていて、日本語ラップを普段聴かない人でも楽しめると思う。

 

www.youtube.com

自分の欲望を正しく理解する

岡村隆史ANN、テラハ、アンジャッシュ渡部。

名詞を列挙するだけで、読んでくれている人に一定のイメージを喚起させられるというのは、日本語の力を感じ入る機会のひとつだ。どっちかというと脳の連想機能か。

見ず知らずの縁もゆかりもない対象に呼び起こされる怒り。そして、それを距離の離れた当事者や利害関係者にぶつけようとするアクティブさ。

その苛烈さは、自己防衛や社会的義憤からくる怒りだとはどうにも考えにくい。

邪推だが、漠然とストレスが溜まっているときに、メディアがサンドバッグを投げ込んでくるような感覚なのではなかろうか。

精神が不均衡な状態で感情の反応を抑えるのは、だいぶ難しい。それを掻き立てることには百戦錬磨のメディアが相手とあってはなおさらだ。

 

ので、どうすればそうならずに済むのか? と考えてみたところをちょっと書いてみようと思う。

まあ見出しにしちゃってるわけなんだが、自分が何を望んでいるのかを理解して認められれば、自然と平和になるのではなかろうか。

仕事、恋愛、健康、もっと内面的なこと。

なんでもいいが、生活をどうしていきたいのか、それには何が足りないのか、というポイントをクリアにできれば、謎に不安定な状態を脱しやすくなる気がする。

目前の山積する雑務や細かいストレスに圧倒されていると、(それが効率良いからこそ)短絡的/反射的に対応してしまうことが増えるのだと思う。

考えすぎてもよくないが、考える時間がなさすぎるのもよくない。

目的への推進力が得られれば、多少の横風が吹いてもブレずに済むはずだ。

すこし意識高すぎる解釈かもしれないけれど、それで平和になるなら万々歳だと思う。