20分間でキャリアについて本気出して考えてみた
ある本に影響されて、久々にノンストップライティングをやってみようと思う。
あんまりにも研修が長くて閉塞感を覚えていたので、長期的な視野を意識することでストレス解消にもなるんじゃなかろうか。
タイマースタート
ひとつのトピックについて何かを書こうと思って時間計測をするのは初めてだ。
自分の価値観とか、崇高な目標。就活機の自己分析を経ても、結局俺はそれをうまい形で言語化することはできなかった。まして、利他的な形?
利他的目標と利己的目標が合致したところに強さは生まれる。WillCanMustのフレームワークの話と一緒だ。自分の意思と需要が上手くマッチングしたところが活躍の場で、適性があれば最高。
そんな話は分かっているけれど、いざ自分でそれを見出すとしたらどうだろう。ブレスト?
現会社で出世。ぶっちゃけ魅力を感じない。収入とかやってることの規模感とかを考えたらまあ悪くはないんだけど、そもそもプロパーの役員就任者は存在しないし、会社そのもののビジョンに強く共感できる気は今のところしない。もう少しエゴが収まるか満たされるかしたら本気でそれに共感できる日も来るのかもしれないけど。マズローの欲求階層的な話か?
いずれにせよ、Will、Can、Mustの枠組みからしたらあんまりいい選択肢ではなさそうだ。
第二案。今の特殊な研修の状況を活かしてエンジニアに転身。これは短期的にはわりと興味を持てる。なにより、現状の楽しさと(大体は)地続きの仕事だろうと期待できる。
大学の授業や、自分で買って読んだ哲学書その他、また、今の開発研修にしてもそうだけれど、たぶん新しいことを体系的に学んで自分がアップデートされていく感覚が好きなんだと思う。
新しいことを学び続けるのが好き。ある側面から見たら、ガリ勉の頭でっかちという印象も拭えない。今のところ、自分の属人的なスキル・人格の拡張になんだかんだ寄与しているはずなので、ただの頭でっかちに堕ちてはいないと信じたい。自己評価できるもんじゃないけど。
まあ、そういう文脈で行くと、エンジニアルートはわりと筋がいい気もする。自分のキャリアを閉ざさないためには必然的に日々是勉強って感じになるはずだから。
打算的に考えても、昨今のITバブル的景気の中で一芸持っているのは悪くない。会社に潰されても(もしくは勝手に自重で潰れても)、陳腐化しないだけのITスキルがあれば格段に敗者復活戦にエントリーしやすい。
第二案の問題点としては、やっぱりパッパラパーの未経験人材であることだろう。ぶっちゃけ弊社の研修チームリーダー(人事)は、ビジネス系採用の人間を開発Divにブチ込むのは乗り気じゃないっぽい。まあそりゃそうだろう。
もう一個の問題点としては、絶対的にプログラミングに面白み、楽しさを感じて没入しているわけではないってとこだと思う。
好きこそ物の上手なれと巷には言うけれど、これは好きでもなければあるひとつの物事のエキスパートにはなれないってことの裏返しな気がしている。経験則的に。
そんな批判的な目を自分に向けると、まだ決まってもないうちから意欲が萎えてくる。自分の思考回路を言語化するのが目的だけど、自分で自分の杭をぶったたいてもいいことないだろう。思考回路のメタ認知をやりつつ生産的な思考に没入するのが、いかに難しいかわかってきた。
まあ、言うほど好きじゃないなんてことを言ってしまえば、今のところ世の中の物事大体全部それに当てはまってしまう気がする。
開発研修でPG組んでるのも、本を読むのもブログを書くのも、結局世界の事象の中で相対的に好きってだけに過ぎないんじゃないか。わからない。経験の幅が狭い。趣味と仕事を混同している気がする。
でも、趣味と仕事を全て完全に分離してしまったら、まるで仕事中は私人格がないみたいだ。それは会社の奴隷に自分を貶めてしまっている気がする。どうせ会社に所属しないと今のところやっていけないのなら、会社に出勤している時間もまっとうに充実していると言い切りたい。
この「どうせ」という文言が付いている時点で、真っ当なモチベーションではない気がする。自己正当化というか、認知の歪みが生じていそうだ。深淵に触れそうだしこの辺への言及はやめておこう。
本題。第三案。ビジネス系のDivでキャリアを積み、転職。
今、この上の一行を書いて思ったけど、最初の問題設定からズレ過ぎた。
こういう類のキャリア戦略なんて、偶然という台風に突然ぶっ飛ばされるのが常だ。
もっと本質的な、長期的な人生の歩み方を軽くでいいから意識したい。中期的、長期的目標を失った人間は、そのうち怠惰に飲まれて時間が止まる。週5週2の機械的なサイクルを繰り返す社会人ならなおさらだ。
自分の欲求。なんだろう。無くね?
見込み残業代でぼやかされたちょびっと高い初任給のおかげで、今のところ生活には不自由していない。家族も健在。強烈に達成したいことなんて思いつかない。官僚を目指していた時期もあったけれど、たぶんあれはホントの意味での「滅私奉公」で、自分にはそういう利他性は望めそうにもない。家庭でも持つようになればその類の奉仕精神も生まれる予定があるのかもしれないけど、そんなのは今のところ蜃気楼みたいな話だ。
とりあえず、現状の視野と経験ではどん詰まりだってことがわかって御の字ってことにしておこう。
自堕落・享楽的に生きる才能が望めない程度には真面目に生まれてしまったっぽいので、どんだけキショくても陰キャ臭くても青臭くてもこういう試行錯誤をやってくしかない。
タイマーストップ
ざっくり推敲したけれど、これほぼガチの書きっぱなし文章だ。
改めて読み返すと、恥ずかしげもなくブログでこれをやれる自己顕示欲とメンタルの強さに我ながら拍手したくなった。結局投稿するんだけど(笑)